2024年3月の日記
20240301 まだ、もう
友達に、ところで娘ちゃんっていま何歳だっけ？ と聞くとまだ2歳だという。一方、先月会った別の友達の息子はもう9歳になっていたことに驚いた。時の流れは不思議だ。
20240302 パワフル
関西から友人来訪。ここ数年ですっかりハマったというグループのライブということで、着ているTシャツからバッジ、タオルなどすべて彼らのグッズになっていて面白い。そこまで好きになれるパワーってすごい。
20240303 ひなまつり
朝に訪れた神保町がいやに静かだなと思ったら東京マラソンの日で、道路が規制されていたせいだった。初めて間近で見たけれど、走る人が仮装していたり、沿道の応援も派手で賑やかだったり、もっとストイックなマラソンを想像していた私にはちょっと衝撃。
午後は谷中のgururiへ、先月周年だったのでお祝いを渡しに。天気の良い日曜日とあって外にお客さんが並ぶほどで、私も少し並んでからドアを開けると、喜んで迎えてくれた。
夜は、2日目のライブ参戦を終えた友人と合流して外ごはん。お通しは手まり寿司と蛤のお吸い物だった。今日はひなまつり。
20240304 流れてゆく
友達に誘われてちょっと遠出。川沿いで焚火をおこし、火のうつくしさと暖かさを実感する。木々の間から見上げる空は青く、光と風は揺れて水とともにひたすら流れてゆく。時間は正しく自然にゆっくりと流れ、私は心地良い場所で心地良い人とともに過ごしている瞬間を存分に味わった。
20240305 フレーバー
ニッケルハルパ奏者Nanaさんとティールームで今春のライブ打ち合わせ。彼女が行ってみたかったというティールームでは、いろんな紅茶を少しずつ、次々に注いでくれて、ふだんあまり飲まないようなフレーバーティーもたくさん飲めて楽しかった。良い春になりますように。
20240306 保険
スーパーには好物の筍がもう並んでいる。今年は佐渡に行くタイミングが6月なので、筍の時期には間に合わないかもしれない。ほか、４月は下手すると筍を茹でているタイミングがないかもしれないなあと思い、手ごろな水煮の筍を保険として購入しておいた。
20240307 放り投げる
そろそろやらないと、と確定申告の準備をしていたら、いま受けている仕事から派生した作業を手伝ってくれないかと打診。依頼主もかなり忙しそうだし、まあいいかと引き受けたらやっぱりそれなりに大変で、他の仕事もその後届いて急に忙しくなってしまった。しかし21時過ぎたところで、あーもう明日だ！ と放り投げて晩酌。どれも終わっていない。
20240308 春の香り
朝、窓を開けると屋根が白かった。雨がいつのまにか雪に変わっていたのだ。もう使わないだろうと仕舞ったブーツを再び取り出し、いそいそ出かける。といっても地上の雪はすでに溶けていて、雪の気配は少ししかなかったけれど。
用事を済ませた帰り、スーパーで良さげなブリのアラを見つけたので、今夜はブリ大根で飲もうと決める。雪の名残のような活性にごり酒は、しゅわっと甘めで、なんとなく春の香りがした。
20240309 すがた
新しい春のうたのすがたをしっかり探しはじめる。概要というか、ああ、こういううたなのだな、というのがようやく見えてきた。
20240310 散歩日和
日曜でも窓口の開いている郵便局まで、30分ほどかけて歩いて行く。お散歩日和で暖かい日。先週に続いてまあまあ歩いた日曜日。
20240311 音楽
渚さんのライブのリハ。今回のバンド編成では初めて。ドラムとベースとギターがスタジオで一緒に鳴るのが純粋に楽しい。ああ、音楽だなあと思う。
20240312 珈琲
雨の一日ひきこもり。ちゃんと豆を挽いて淹れた珈琲は美味しい。
20240313 謎
1ヵ月後の新幹線を予約。早割的なものを使っているが、いつも28日前の割引が売り切れになっているのが謎。発売日前の予約で完売しているのだろうか？
20240314 変化
1ヵ月に1度のペースでやっている打ち合わせへ出かける。いつものように終わって夕方外へ出ると、明るくて驚いた。お彼岸の頃ってすごく変化が大きいよね、と話す。
20240315 ペース
近所で気になっていたお店で3人飲み。閉店がわりと早かったので、そのままその至近でよく行く店へハシゴ。飲みのペースが同じくらいの人と飲むのは楽ちんだ。3人でたしか酒1升とビール小瓶をそれぞれ3～4本。
20240316 コース
本日は横浜で夕方飲み。知人が飲み放題付コースを予約してくれていたので、もりもり食べて、ごくごくビールを飲む。あまりコースって頼まないけれど、話すことに集中できるし、たまには良いな。
20240317 サラダとワイン
サラダ2種類作って、パンとチーズで白ワイン晩酌。数年前に手伝ったサラダの本のレシピがなかなか良くて、たまに参考にしている。今日はビーツとジャガイモのサラダ（本当は豆も入る）と、タコとジャガイモとトマトと玉ねぎとハーブのサラダ（こちらはわりと適当にアレンジ）。
先日、よく買う通販サイトのワインセットで好みのラインナップのものがあり、セールなのもありつい10本セットを購入してしまったので現在ワイン在庫過多、若干反省。っているかというとそうでもないと思う。一方、黒が似合わないと思っていたけれど柄が入っているのは多分そうでもなくて、今日も黒の柄物を買ったのだった。似合う・似合わない色のことはもう少し考えたほうがいいのかも。
20240318 もう載らない
最近、著名な人の訃報を聞くことが多く、今日もネットニュースになるくらいの方が亡くなったという。そんな中、有名人ではないけれど昔取材した人が亡くなったのを知る。会ったのは一度きりで、でも仕事で名前を拝見することはたびたびあり、お元気そうなのを内心うれしく思っていたのだ。もう、あの人の名前が載ることはないのだな。
20240319 軽めの赤で
夕方、郵便出しがてらふらっとスーパーへ。ホタルイカが安かったので小さいパックを買って、春キャベツとにんにくと唐辛子でぺペロン的なものを。ほか、冷凍庫に寝かせていた塩豚を解凍してトマトと焼いたら、これもなかなかよかった。最近白ワイン続きだったので、軽めの赤ワインで晩酌。
20240320 みしみし
雨降りの春分。夕方、雷が鳴る。外は薄明るくて、変化のときなのだな、という雰囲気。その後、風がかなり強くなり、私の部屋はみしみしと鳴いていた。
20240321 封筒
DMの発送がようやく9割方終わった感じ。怖くて正確な数をカウントしていないが、先日買い足した100枚入りの封筒も無くなり、うーんちょっと考えたほうがいいだろうな…と思いつつ、急遽コンビニで25枚入りを買い足し、それもすぐに無くなってまた100枚入りを買う。
20240322 最低
パワハラを受けた友人の話を聞く。怒り狂った職場の男性に恫喝され、しかも話を聞くと、友人に非はまったく無い。女性からのパワハラというのももちろん存在するけれども、男性から女性への恫喝というのは身の危険を感じるものだ。そして根本には女性蔑視もあったりして、本当に最低。
20240323 ワイングラス
夕方、隣町まで買い物へ。ふらっと寄った食器屋で、以前使っていたステムの無いワイングラスを買う。毎日のように使っている手吹きのごついワイングラスも好きだけれど、やっぱり薄いグラスで飲みたいなと思うことも多くて。帰宅して早速使ったけれど、良い。
20240324 いいのに
渚さんライブの最終リハ。リハ後にご飯を食べてお酒を飲んで話していても、みんな優しくて穏やかで気持ちの良い人ばかりで、一昨日友人から聞いた話を思い浮かべると、同じ男性だとは思えない。世の男性がみんなこんな人たちだったらいいのに。
20240325 安らかに
またひとつ訃報。数年前まではたまに仕事で顔を合わせることもあり、トータルの付き合いとしては優に10年を超えているだろう。安らかに、と祈るしかできない。
20240326 また明日
回答待ちの仕事で状況を聞くと、忙しいのでちょっと待ってくれと言われ、夜遅くになっても返信がないのでさすがに再度状況を確認すると、勝手に終わっていた。待機していたこの時間の無意味さよ。呆然としたのち怒りがこみあげるが、まあ、今ここで怒ってもしょうがないよなあ、と溜息。でも明日の会議でひとことは言わないといけない。
20240327 泥酔
昨日の件、冷静に伝えようと思っていたが、やはりブチギレてしまってグッタリ。こんな日は家で大人しくしていた方がいいな、とひとり晩酌していたけれど、やっぱり少し外の空気を吸いたくなってバーへ。仕事で怒ること？ ほとんどないなあ、4年くらい前にこういうことがあって怒ったくらいかも、という穏やかな人と話して、ふらふらしていた気持ちを落ち着ける。帰宅してそのままだらだら飲んで、結局泥酔。
20240328 青の悲しみ
土曜日のライブで着る服を探しに古着屋へ。ワンピースを2着試着して1着買う。最初にいいなと思った青系のは着てみたらいまいちで、うすうす感じていたが、青い服が多分似合わないのだ。きれいな青色のコートとか目を引くし着たいけれど、試着するとしっくりこない。去年着ていた青いワンピースは、どうしても青いのが着たかったからよいのだけれど、すごく似合っているかというとそうでもないと思う。一方、黒が似合わないと思っていたけれど柄が入っているのは多分そうでもなくて、今日も黒の柄物を買ったのだった。似合う・似合わない色のことはもう少し考えたほうがいいのかも。
20240329 開花宣言
ようやく東京でも桜開花宣言が出た。今年も季節が巡ってきたことに感謝。髪を切った帰り道、無性にリコッタチーズが食べたくなり、夜はリコッタと苺、生ハムでスパークリングをあける。そしてスパークリング用のグラスを割る。落胆。
20240330 鳥と歌う
Waikiki Recordイベントで渚さんライブの日。初めて訪れた上野の水上音楽堂はとても雰囲気が良く、ライブ中も鳥の声が響いていた。お天気も最高で、ライブもいい感じでできて、来てくれた知り合いと話したり、他の人のライブを見たりして、のんびりと気持ちの良い一日。
終了後は4人で飲みに行き、最後は酔っ払って喧嘩じみた状態になったが、少ししたらあっけなく詳細を忘れた。締めにいつものバーで2杯。
20230331 自由
昨日よりさらに気温は上がり、初夏の陽気。外でビールでも飲みたい感じだが我慢して、家でツアーの準備というか練習。私は何をどう歌ってもよくて、限りなく自由だ。だからこそ途方に暮れることもあるのだけれど。
夕方、友達から嬉しい知らせが届く。彼女の人生が大きく動いていくのを、これまでよりも少し遠くで見守ることになるのは寂しいけれど、それ以上にとても嬉しい。