2024年6月の日記
20240601 適当
とある場所で、知人が同席した人に私のことを紹介してくれたのだが、普段はOLみたいなことしてて~という説明に苦笑。してないし。ほかにもいろいろ少しずつモヤ。自分の街に戻ってひとりで久しぶりのカウンター。のち、バー。帰宅してもう一杯。なんだかなあ。
20240602 空白
これをやって、そのあとにこれをして、空いた時間でこれを…みたいな算段というかやりくりは嫌いではないけれど、最近なんだか気持ちが疲れて落ちている。そこまで忙しいわけではない。けれど、何かを考えない時間というのがなくて、あるとすれば眠っているときくらいで、思考の空白がない気がする。なので、今日はとりあえずやることは置いておいてひたすら寝ることにした。といってもずっと寝ていることもできず、昼過ぎには起きてしまった。
20240603 ばたばた
仕事したり、佐渡ライブの曲決めたり。
20240604 やるしか
Nanaさんと最終リハ。初めての曲がなかなかうまくできず不安。でもやるしかない。
20240605 最低限
明日朝早いので早く寝たかったが諸々終わらず。でも佐渡渡航前に最低限終わらせておかなくてはいけない仕事や連絡をなんとかこなせたのでまあよし。
20240606 ワイルド湯
朝、Nanaさんと東京駅で待ち合わせて新幹線で新潟、そしてフェリーで佐渡へ。レンタカーをピックアップしてまず温泉へ向かう。ホテルがやっている日帰り温泉だったが、ホテルのフロントで受付して、向かいの建物の暖簾をくぐるとすぐに露天風呂が現れ驚く。こんな無防備にあっていいのか・・・。景色は抜群で、ぬるめのお湯が気持ち良い。
スーパーで食材を買い込み、お世話になる三島家へイン。約半年ぶりの再会。
20240607 初めて
今日は三島くんにアーティスト写真を撮ってもらう日。車で山道を結構登り、辿り着いたのは静かな池。みどりに囲まれたそのほとりで、久しぶりの撮影。
終わった後は人気の回転寿司へ。彼がちょうど誕生日だというのでNanaさんと私でお寿司をご馳走し、帰り道でケーキを買う。夜は鶏のから揚げや、鰤のお刺身を乗せたサラダなどがずらりと並び、娘ちゃんたちから手作りのプレゼント贈呈。知り合って20年近く経つが、誕生日をお祝いするなんて初めてで、なんだかおもしろい。
20240608 海辺にて
ライブ前に少し練習しようかと昼前準備していたら、娘ちゃんたち来襲。まあいいかと一緒にお昼を食べ、少し周辺を散歩して、そのあとラストリハして会場の海小屋へ出発。
海を目の前に望む素晴らしいロケーション、少しずつ暮れてゆく空と海の色を窓から眺めながらのライブ。三島くんと娘ちゃんを迎えた「佐渡おけさ」も成功し、オーナーさんも喜んでくれて、初めての曲もなんとかできてほっとした。
20240609 世界といる
しめばり山荘にて、今年の桜ツアーのラストとなるライブ。山荘へと登っていく道の手前にある蕎麦屋の前には、本日のライブをお知らせする大きな看板が立て掛けられていた。山荘の柳平さんお手製のものだ。
ライブの前に、柳平さんやその仲間たちが朝から仕込んでくれた、筍や山菜を使った美味しいお昼のお膳をいただく。一番好きなタイプの食事だなあ。山法師と筍の会ということで、お膳にはひとつずつ山法師の花が竹を切って作った即席一輪挿しに挿され、お庭のステージのバックにも大きな花盛りの枝を広げた山法師、そして大きな筍がドンと立てられた。
うつくしく重なり合う6月の緑の中、さまざまな鳥たちがにぎやかに囀りを添える。自分の声とギター、Nanaさんの声とニッケルハルパの音がそれに重なる。縁側に座るお客さんたちは目を瞑ってこの空間を味わっている。
私はいま、世界といる。
20240610 誰かの好きな景色
佐渡ラストデイ。これまでに行ったことのないエリアにある、古民家の一室を使った食堂へ。佐渡のものを使った美味しい定食を堪能。300年ほど前に建てられたというここに興味津々な私たちを見て、オーナーさんが蔵や納屋も案内してくれ、周辺を一緒に散歩した。田んぼの向こうに広がる海。「ここから見る景色がとても好きなんです」まっすぐ海を望む道を歩きながらオーナーさんが教えてくれた。
レンタカーを返却し、フェリーに乗り込んで、佐渡を後に。海の上でNanaさんと、楽しかったねえ、と笑い合った。お疲れ様。
20240611 さてさて
留守中に後回しにしていた諸々を少しずつ整理。
20240612 なくしてなかった
旅の荷物を少しずつ片付け。布袋の底から、失くしたかと思っていたネックレスが見つかった。最後のライブの日につけようとしたら見つからなくて、どこかで落としたかなあと探していたのだが、なんとなくどこかにはある気がしていたので、やっぱりという感じ。大好きなnanaeさんの作品、失くしてなくてよかった。
20240613 春の終り
だいたいうつむきがちな精神状態でいるけれど、あ~辛いなあという、いつもよりもしんどいときがあって(わりとあるけれど)、今日はそんな日。だらだらと仕事をし、22時も過ぎたので仕事は残っているけれどひとまずやめて晩酌。自炊する気力もあまりなく、春に訪れた各地で買ってきてあった酒とつまみをいくつか開けた。春はすでに遠く、うまく思い出せない。
20240614 パジャマまま
暑い。もう夏かと思うけれど、夏だったらこんなもんじゃすまないだろう。一日家から出ずにだらだらと仕事していた。上はパジャマのまま。
20240615 腐っても鯛
少し精神状態持ち直す。洗わなきゃと思って後回しにしていたタオルケットなどの大物をまとめて洗い、ここ数日整理していた仕事がひと段落して少しすっきり。スーパーで良さげな鯛の頭が安く売られていたので、夜はハーブや野菜と蒸し焼きにした。鯛を食べると、腐っても鯛だなあ、と思う。まあだいたい美味しい。鱗を取るのが面倒で適当にやったら結構残っていて食べにくい箇所があり、反省。
20240616 夏の手前
もうそろそろ羽根布団を仕舞わなくてはと思い、窓を大きく開けて干す。ふだんはカーテンや網戸越しに眺めている外の景色がダイレクトに目に飛び込んできて、鮮やかさに見惚れた。昼前から晴れてきて、空は青い。風呂場の窓も開けて、部屋に風を通す。外を歩いたら暑そうだけれど、部屋の中で感じる風は涼しく、まだ夏ではないことを感じさせる。こんな心地良い日ってあまりないなあと思い、出かけたいような、このまま心地良さを感じていたいような気分。
夜になって少しだけ出かけた。酒場の外席でビールを飲みながら道行く人たちを眺める。
20240617 結ぶ
蒸し暑い日。首回りがべたつく気持ち悪さを久しぶりに思い出した。髪が伸びていつの間にか結べる長さになっていたので、結ぶ。
20240618 明日は
天気予報通り朝から雨。一日家にいて座っていたので腰が痛い。明日は少しでも外に出よう。
20240619 夏の装備
日焼け止めを塗って帽子をかぶり手ぬぐいを首に巻き、宣言通りに出かける。とても天気が良く、午前中ですでに暑い。スーパーで夏酒をつい手にとり、夜にあけた。
20240620 遊びの仕込み
明日は夏至。また夏至膳遊びでもするか、と少し仕込み。大きな茄子を切り分けて焼いて煮浸しにし、かぶの葉と人参の古漬けを刻んでちりめん山椒と炒め、半割りのかぶを糠床に埋め、ほうれんそうを茹で、割引されていたサメの切り身を塩麹に漬けておく。食材に夏至の要素はとくに無い。
20240621 夏至雑談
夕方に雨はあがった。もう夏至かあとしみじみしながら、昨日仕込んだつまみを並べて晩酌。のち、戸島(R)と電話で雑談。
20240622 人数
ベース鎌田氏の参加しているユニットのライブを見に神保町へ。すごく楽しそうだったねえ、と言うと、私と2人きりのライブよりも大人数での演奏の方が気が楽らしい。そんなものか。Quinkaミッコさんも見に来ていたので、一緒に帰りにかるく飲む。
20240623 交互と毎日
雨。夜に止んだので少しだけ外をぶらついた後、帰宅して残り物晩酌。雨と晴れが交互のような日々。晩酌はだいたい毎日。
20240624 じわり
最高気温34度ほど。夕方外に出たが暑い。部屋でじっとしているとそれほどでもないが、外で歩いているとじわじわ暑くて、さすがに冷房をいれる。もう夏か。
20240625 重量オーバー
打ち合わせへ。荷物が大量の紙束とノートパソコンで重すぎてぐったり。どこか寄る気力もなく帰宅。
20240626 要らない
オンライン会議に参加。私1人だけオンラインで、最近はあちら側では共有されている話についていけず取り残されてしまうことが多い。私要るのかなー、とぼんやり。
20240627 映画とおにぎり
昨夜、見ようと思っていた佐渡が舞台の映画が明日最終上映と知り、慌てて見に行く。平日の夕方とあり人は少なかったが、映画館に居る人はみな静かに目当ての映画を楽しみに来たのだなあという雰囲気が伝わってきた。
終わった後は前から気になっていた酒場へ。カウンターでわらびのお浸しをつまみに生ビール、その後冷酒を頼んで鰯刺、鮭おにぎり。おにぎりはふわっと握ってあり、齧ると飯がほろりとほどけ、しみじみ美味かった。
20240628 煮浸す
まとまった雨。冷房が要らない程度に涼しくてよいが、こんな日ももうあまりないだろう。夕方、めんつゆで適当に茄子の煮浸しを作って冷やしておき、夜のつまみに。煮浸しって良いな。
20240629 蒸し焼く
何気ない対応に傷ついてしまうこともある。ちょっとやさぐれた気分で夏野菜と鮪のアラをフライパンで焼きながら白ワインをあけ、飲みながら少しぶっかけて蒸し焼きにした。
20240630 野蛮のバスケ
戸島(R)と家で昼飲み。急に決まったので彼女の好物のポテトサラダだけ作り、あとは適当にあったものを並べてワインをあけてのんびり。NETFLIXでスラムダンクの映画を見る。漫画連載やテレビアニメ放送当時は全然興味がなかったけれど、今見てみるとなかなか面白かった。
小学校か中学校の体育でバスケはあったけれど、ボールを持ったが最後、ボコボコにどつかれ殴られるという恐ろしい時間だったので、ボールを持ちたくなかったのだけ覚えている。