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2024年1月の日記

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20240101 25年目のスマホ

恒例の鎌倉初詣。といっても、ここ数年はコロナやら諸々の事情で、元日に初詣はしていなかったので久しぶり。初日の出を見られる時間に着くよう電車に乗って、鎌倉駅で降りると人がいっぱいだった。海へ向かう道を歩きながら、友達が言う。「鎌倉じゃなくてもいいかなと思ったんだけど、今年はやっぱり鎌倉かなって…ところで何年目だと思う?」「…!! 25年目だ!」そう、2000年の夜明けを見に行こうという軽い気持ちで始まったこの会も、25年目なのだった。海岸は人であふれ、皆が初日の出にスマホを向けている。私たちも見知らぬ彼らとともに、25年前には無かったスマホでまぶしい朝日を写したのだ。

 

 

20240102 事故と災害

昨日夕方、まだ鎌倉で友達とお茶をしていたとき、喫茶室がゆーらゆーらと揺れているのに気付いた。そして能登半島の地震を知る。一緒に居た友達は新潟出身で家族や友人も多い地域。私も佐渡の友人や新潟に帰省しているはずの友人にメール。不安でなんとなく閉店まで友達と居た。

そして今日、夕方飛び込んできた羽田空港の事故。数日後に私がいるはずの場所だ。新潟も羽田も、どちらも自分が居てもおかしくなかった場所でもある。新年早々暗くなってしまう。

 

 

20240103 会いに行く

後回しにしていた仕事やら何やらしていたら一日終わる。夜遅めにバーへ。知っている顔に会いに行けるというのは嬉しいものだ。

 

 

20240104 どうだろうか

一昨日の事故の影響がまだあるだろう明日、飛行機はちゃんと飛び立てるのだろうか。夕方、隣町でお土産など少し買い物。ついでに防水ブーツも。雪は積もっているのだろうか。

 

 

20240105 函館の夜

函館へ。久しぶりにANAを使ったのだが、搭乗口が近くて驚いた。航空会社大手の力よ。今日は到着が遅めの便なので、駅前のホテル泊。部屋に荷物を置いてとりあえず酒場へ飛び込み、真たちポン酢とつぶ貝刺身で地酒など。自家製ニシン漬けが美味しくて、明日実家に持っていこうと思いつきテイクアウトでもう一つお願いする。

続いて、以前行ったバーに久しぶりに顔を出してみると、店主が違う。あれっと思い聞くと、支店があって彼は今そちらに立っているということ。一杯飲んでそちらに行ってみると、確かに居た。そしてこちらの顔を見ると「お久しぶりです」と言う。もう5~6年前に、数回顔を出したきりなのに。驚いて「覚えているんですか」と聞くと「オラノアさんですよね」と名前まで。バーテンダーさんって凄い。そして、立つ人によって、本当にお店の雰囲気が変わるのだ。

 

 

20240106 ホテル(部屋)ランチ

宿泊していたホテルがチェックアウト夜22時までというプランだったので、のんびり起きて、お昼を買いがてらうろうろ。あまりお腹もすいていなかったので、サンドイッチと珈琲のドリップパックを買って、ホテルの部屋で珈琲をいれてランチ。快適でなかなかよいな。少し仕事したのち夕方に実家へ。

 

 

20240107 お参りはいい

母が正月のお飾りをどんど焼きに出したいようなので、じゃあ持っていこうよとバスで出かける。父が生きていたときは毎年車で行っていたが、バスで行くのは初めてということ。お飾りを無事預け、じゃあお参りしようと言うと、雪が降ってきたうえに行列ができているのを見て、お参りはしなくていいと母が言う。ここまで来たのだからお参りをするのが当たり前だと思っていた私は衝撃だったが、ああ、父も母もこういうタイプだったな…と思い出し諦める。とりあえず大通りまで出たところで運よくタクシーがつかまって、そのまま近所の蕎麦屋に寄ってランチして昼には帰宅。

 

 

20240108 記憶の景色

母と一緒に叔母の家を訪問。通っていた高校の近所だったので、部活帰りによく寄っていたのだが、正直もうその頃のことはあまり覚えていなくて、こうだった、と叔母に聞いて記憶を更新する。叔母の家の中も記憶にあるのとは少々違っていて、でも、そうだこの食器棚だったな、とかそういう細部は記憶しているのだった。食器棚には、記憶と同じように綺麗なカップ&ソーサーが並んでいる。その景色がきっと私は好きだったのだろう。

 

 

20240109 保冷

せっかく防水ブーツで来たのに、今回は雪道を歩いていないな、と思っていたら今朝起きたら少し積もっていて、実家をあとにするときは久しぶりに懐かしい感触で雪道を歩いた。

空港で時間があったので、レストランでちょっと地ビールと地酒を飲んだりして、お土産を買う。冷蔵や冷凍の珍味系をいくつか買い、帰宅して冷凍庫におさめようとしたら入らず、たまりすぎていた保冷剤を取り出す。保冷剤の捨て時に迷っていたので、ちょうどよいといえばよかったかもしれない。みんないつ捨てているのだろう?

 

 

20240110 マスト

以前空港で入手して美味しかった、切れ子で安いたらこをもう一度買いたいと思っていたが、売り場が消えていた。しかし他のお土産売り場を執念深く見ていたら、若干高いがもしかして以前のやつのリニューアル版では? というものを見つける。今日開封してご飯に乗せて食べたらやっぱり美味しい。夜はそのままで酒のつまみにしたけれど、たらこはやっぱりご飯に乗せて食べるのがマストだと思う。

 

 

20240111 食あたり?

深夜、なんだか腹痛で目が覚める。これは何かにあたったかな、と思っていたらキリキリと痛み出し、のち嘔吐。たぶん夕飯のあれかあれで、あとは胃腸が弱っているせいかもしれない。明日は酒を抜こう。

 

 

20240112 黒と茶色

好きなメーカーのカーディガンがセールになっていて思わず購入。セーターよりもカーディガンをよく着るけれどなかなか好みのものがないので、見つけたら買おうと思っていたのだった。黒系と茶色系があり、デザインも違って、見た目だと黒の方がいいかなと思ったのだが、試着してみたらなんだかあまり似合わない。もしかしたら黒い服があまり似合わないのかもしれぬ。

 

 

20240113 花が咲く

鉢植えのバジルに花が咲いた。花が咲いてしまうと収穫としてはおしまいだけれど、白い可憐な花を見て「ああ、きれいだなあ」と思う。切り花はたまに飾るけれど、鉢植えに花が咲くのもいいものだな、と。

 

 

20240114 褒めたのに

街まで出て、必要なものを買って、セールなどもちらっと見たけれどもとくに買わずに帰る。せめてどこかで飲むか? とも思ったけれども。我慢した自分を褒めて、久しぶりにワインをあけたら飲みすぎた。

 

 

20240115 証言

部屋にいて座って作業していると、体感的には寒くないのに手足が冷える。寒くないから暖房をつけたくないのだが、やっぱり冷えがつらいのでエアコンをつけると冷え解消。ということはやっぱり寒いのか? 私の部屋は寒いという証言は複数人から得ている。

 

 

20240116 実物

戸島(R)とお茶。電話ではたまに話しているけれど、実物に会うのは結構久しぶり。カフェでコーヒーを飲んでケーキをつまんで、近況を話す。リアルで会うのってやっぱり特別なものだ。

 

 

20240117 銀の鈴

関西から友人来訪。久しぶりの東京ということで、東京駅まで迎えに行く。待ち合わせ場所は銀の鈴。銀の鈴で待ち合わせなんて、人生で二度目くらいだろうか。ほとんど関西でしか会ったことのない彼女が銀の鈴を背に微笑んでいるのが不思議だった。

 

 

20240118 時間の使い方

朝、友人と公園を散歩。すがすがしい空気に降り注ぐ太陽の温かみを感じて歩く。まるまるとしたカモたちがたくさん池にぷかぷかしていて可愛い。昼は建物も素敵なカフェで、滋味深いランチに溜息をつきながら贅沢なひととき。朝も昼も、同じ時間でも使い方によってこんなにも気持ちが変わるものだなあ、と実感する。誰かと過ごす方がゆっくりできている不思議。

 

 

20240119 響き合う

関西へ戻る友人を駅まで送りがてらランチ。昨日に続き、ここもしみじみ美味しい、美しいと思えるごはん。静かな店内と相まって、向かい合った友人ともあまり話さず、お互いそれぞれ味や空間と向き合った。店を出て駅まで歩きながら、響き合ってお料理も音楽と一緒だね、と彼女が呟く。

 

 

20240120 心配

ここ数日、隣人がずっと咳をしているのが聞こえる。壁の薄さにうんざりしつつ、心配。早く良くなるといいね。

午後は知人宅で新年会。明日は日曜日だけれど打ち合わせがあるので控えめにと思っていたが、酒好きの人とそんなことは到底無理で、ワイン2本のほか色々飲んで食べて、結局深夜帰宅。

 

 

20240121 ワインさまざま

昨夜はまあまあ飲んだけれど、ゆっくり飲んだからか良いワインだったからか、二日酔いにならずほっとした。

打ち合わせに出向いて帰宅途中、珍しく缶のワインなど買ってみる。ちょっとだけ飲みたいときにいいかなと思ったのだが、微妙な味で残念。

 

 

20240122 値段

週末に会う人への手土産に、友達の店でクッキー詰め合わせを作ってもらう。可愛い小箱一杯に詰めて3000円ちょっと。安いな、と思う。もちろん自分のためだけに買うのだったら贅沢かもしれないけれど、丁寧に作られたこのクッキーたちがこの量で、と思うとやっぱり安い。手土産に信頼できてちゃんと美味しいものを持っていけるのがうれしい。

 

 

20240123 よくある

歩数計0の日。よくある。

 

 

20240124 水道管

昼間、外に少し出たけれど、今日寒いな! と思うくらいは冷え込んでいる。夜、水道管は大丈夫だろうか。心配なので早めにシャワーを浴びて備えた。寝る前に試しに温水を出してみたらちゃんと出たけれど。冷え込むとお湯だけ出なくなることが何回かあったのだった。

 

 

20230125 思い出

この春で閉めることにしたという知人のお店へ顔を出す。タイミングの問題で、悲しい事情ではないとはいえ、ふらっと会いに行ける場所がなくなってしまうのはやっぱりさみしいことだ。これまでいろいろ素敵なものを買わせてもらったなあ、と思い出しながら、きれいなガラスビーズのピアスを買う。これもきっとつけるたびに、この店と彼女を思い出すことだろう。

 

 

20240126 年

知人宅へ、楽器をいくつか譲ってもらいに伺う。60歳までにはある程度整理をしたい、という元ミュージシャンの彼からはこれまでもいくつか譲り受けてきて、しかしうまく活用できていないものもあるのが実際のところだけれど。ものすごく久しぶりに会えた奥様に「うわあ、大人になってる…!」と言われる。イメージが20代で止まっているらしい。

彼はいつも、私が続けていることを褒めてくれる。それがどれだけ励みになっていることか。でも彼もまた、私の続けていることに励まされていると言う。

貰った楽器を突っ込んだリュックサックがずっしりと重い。

 

 

20240127 違和感

ここ数日、左脇腹あたりに違和感があって、ぽつっと発疹もあり、もしや帯状疱疹の前兆ではないかと疑って昨日皮膚科で軽く診てもらったが、違うだろうということ。先週から珍しく便秘気味なのでその影響かなと思いつつ、違和感は消えずもやもやしている。

 

 

20240128 やっぱり

朝にシャワーを浴びていたら、違和感のある脇腹近くの背中にも発疹の集団が出ているのを見つける。これってやっぱり…と思い、いつもの病院はお休みなので別の皮膚科で診てもらったらやはり帯状疱疹でしょうとのこと。がっかり。帯状疱疹は抗ウイルス薬をできるだけ早く飲むことが肝要と聞くので、もっと前から飲めていたら…と思うが後の祭り。

 

 

20240129 処方

昨日、便秘については他の病気の可能性もあるし、内科で診てもらえと言われ、朝一でいつもの病院へ。やっぱり帯状疱疹でしたと伝え、便秘について相談すると、ウイルスが影響しているんでしょうね、じゃあ薬処方しときますということで終了。大丈夫なのかな。腰やお腹が地味にずっと痛く、とくに脇腹がたまに、走ったあとにひきつる感じで痛みが走り閉口。

 

 

20241030 ノンアル

帯状疱疹を愚痴っていた友人からお見舞いが届く。日記もいつも読んでくれていて、なんとなく雰囲気が似てる、ということでおすすめのエッセイ漫画を同封してくれた。webでは少し読んだことがあって面白いなと思っていた作品だったので嬉しい。

珍しく5日ほど酒を飲んでいない。皮膚科の先生には、薬と同時でなければ飲んでも構わないと言われたけれど。そんなわけでここ数日は白米を毎晩食べていたが、普段晩酌している私にはちょっと炭水化物過多で重い。というわけで今日はノンアルコールビールで、白米は無し。

 

 

20240131 腹巻

最初はヒリヒリとかチクチクとかの違和感だった発疹が、だんだん発疹として威力(?)を増してきた。友人に貰った腹巻があるのを思い出して着用してみるとなかなか良い。ふつうのTシャツなんかだと擦れてしまうけれど、腹巻は固定されていて動かないので安心。買い足そうかな。

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