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2023年10月の日記

20231001 お疲れさま

深夜、展示の搬出と打上げを終えたマメちゃん来訪。とりあえずシャワーを浴びてもらって、少しだけビールを飲んで話していたら舟を漕ぎだしたので、もう寝なよと言っていたら、少し目を離した隙にソファで熟睡してしまった。起こすのもかわいそうだったのでそのままタオルケットだけ掛けてあげて、布団は敷いておいたら、だいぶ後に目覚めて布団に移動していた。よかった。

 

 

20231002 心と体

ここ数日の体調不良は生理なのだが、近年はここまで影響は出なかったので、どこか悪いのかなあ、など思いつつ今日もごろごろ。体調が優れないと、当たり前だけれど気持ちも落ちてしまいがちだ。

 

 

20231003 瓜素麺

中秋の会で作った、冬瓜を出汁で煮たやつの残りを素麺にかけて食べる。久しぶりに冬瓜を煮たが、スイカやメロンを思い出す瓜感があり、美味しい。茗荷がよく合う。

 

 

20231004 リセット

ぐっと気温が下がって、雨が降ったり止んだりの日。

数か月前に牛乳スプレーを試みたハダニ問題だが、一瞬改善した気がしたが今はまたかなりやられてしまっている。毎日葉水をして、できるだけ虫は摘んでいるのだけれど。一度、すべての植物を処分して、環境をリセットしないと解決しないのかもしれない。

 

 

20231005 変化

数年ぶりに行ったクラフトビールのお店が、なんだかあまり美味しくなくなっていた。以前一緒に行った人も同じことを言っていたので、本当にそうなのだと思う。作る人が変わったせいなのか何なのか。残念。

 

 

20231006 遮熱効果

まだ暑い頃に泊まりに来た友人が、カーテンを遮熱効果のあるものにしたほうがいいのでは、と言っていた。それだけでもかなり省エネになるはずだと。先日のネズミ騒動の際、カーテンにしている布を久しぶりにはずしてみたらかなり日に焼けて傷んでいたこともあり、思い切って変えてみることにした。遮熱とか遮光のカーテンの質感がどうにも好きになれなかったのだが、それでもまあ、ましかな…というものをまとめて買う。ここ数日でかなり涼しくなったが、冬の寒さにも効果があることを願おう。

 

 

20231007 良い感じ

掃除をして、昨日買ったカーテンをつけてみる。良い感じ。涼しくなったので遮熱効果はあまり実感できないけれど。正面だけでなくサイドの窓も同じものに換えることにした。

カーテンって面積が大きいので、変えると部屋の雰囲気が結構変わる。まっさらなカーテンの向こう、青い空にはうろこ雲がかかり、風がゆらす遠くの木々のざわめきが聞こえてくる。

 

 

20231008 理想と現実

1人で飲むのもいいけれど、誰かと飲みたいな~と思うことも多く、近所で気軽に誘える飲み友達が居るのが理想だけれど、なかなか難しい。でも、居たら居たで飲み過ぎてしまう気もするので、まあ今くらいがいいのかも。そんなどうでもいいことを思いながら、1人で適当つまみを作って飲む日々。

 

 

20231009 不安

ぐっと冷えて、朝からしとしと降り続く雨。コートを羽織って丁度いいくらいの寒さ。数日間ほぼ誰とも話さずという状態がなんとなく不安になり、夕方、近所の友達の店の閉店前に少しだけ顔を出して喋る。寝起きのときのようなまでいかないが、ちょっと声が出にくくなっていて焦った。

 

 

20231010 声を出す

戸島(R)と電話。喋ってないと声が出なくなること、あるよね、と。彼女も以前、1週間くらい喋ってなくて久しぶりに喋ったらなんだか喋り方がおかしくなっていた、という。だからというわけではないが、久しぶりに結構喋った。

 

 

20231011 世界

テイクアウトした珈琲を片手に、午後の公園を歩く。雲は多いが日差しがきれいで、水面もアスファルトもきらきらと光っている。ベンチに腰掛けて珈琲をひとくち啜る。子供たちと鳥たちの声が降り注ぐ。世界は美しい。蚊にたくさん刺されたけれど。

 

 

20231012 水とお湯

夏の間はずっと水出しのコーヒーを仕込んで飲んでいたが、もうそろそろ、と思い、今朝はふつうにお湯で珈琲をいれた。やっぱりお湯でいれて飲む方が美味しいな。

 

 

20231013 溢れて零れる

北海道の知人が摘んで乾燥させて送ってくれたハーブティーをいれる。詰めてくれていた袋をあけて移そうとしてうっかり、ハーブをぶちまけてしまった。わ、と焦った瞬間ハーブがふわっと香る。

夜は知人の出ている舞台を見に。席には今日の公演のフライヤーと一緒に、これからいろいろな会場で行われる演劇のフライヤーがずっしりと挟み込まれている。舞台、しかもクリエイションというものは見たことがなかったけれど、この世界にはこんなにたくさんの人たちがいるのだ。出演者たちの頭の中をのぞくようでもあり、同時にいくつもの場面が進行しているのはとても現実的で、それがつながらなかったり急につながったりしていて、せりふや演技はどこまで考えられているだろうか、という、ふだんは見られない世界を体験した。

余韻を携えて2軒はしご。

 

 

20231014 勇気

花束を頼みに老舗の花屋へ。通りかかったことはあったけれど入ったのは初めて。お店の人も感じが良くて素敵だった。

帰り道、本屋をのぞくと関わった本が山積みにされていた。しかし、例年おまけで付けてくれているはずのペーパーが挟み込まれていないのが気になる。名刺も持っていないし迷ったが、勇気を出してお店の人に自己紹介をして状況を確認してもらう。担当の方が週明けまでお休みとのことで詳細わからず、後日連絡をしてくれるということになった。こちらにはいつかご挨拶したいとは思っていたが、今まで気後れしてできていなかったことを悔やむ。いきなりで名刺もなく不審な感じになってしまった。反省。

 

 

20231015 やっぱり

昨日の本屋で不安になったので、関わりのある本屋をいくつか回る。私がやるべきことではないのだけれど、気になるのならばやっぱり毎年自主的にそうしよう、と思い直した。

帰り道、隣町の食品売り場でふと、東京では見かけたことのない北海道のチーズを発見。札幌で何度か買って帰ったことがあるもので、若干割高な気はしたけれど輸送代を考えたら安いものだろう。チーズ2種類と、新鮮そうなバジルの大袋、ノンホモの美味しい牛乳も買う。贅沢な気もするけれど、店に飲みに行くかわりと考えたら全然安い。まあ、だからといって外飲みもそれはそれで代えがたいものなのだけれど。

 

 

20231016 嵐の前に

昼前にオンライン打ち合わせを1本。これからの大変そうな作業の説明。今週半ばから色々な仕事が重なってどんどん切羽詰まっていく予定。いつまでもだらだらしているのも嫌だけれど、余裕がないのもやっぱり嫌だなあ、なんて贅沢なことを考える。

昨日買ったチーズを美味しく食べようと、フルーツや豆のサラダを作り、スパークリングをあける。楽しめるときに楽しんでおくのは大事だ。

 

 

20231017 柿バジル

今日も昼前に1本打ち合わせ。こちらもなんだか大変になりそうで笑うしかない。

洗濯して、少し歩いて、空を見上げて、夜には昨日の残りで晩酌。昨日初めて作った、柿とバジルをワインビネガーとオリーブオイルで和えたサラダが美味しい。

 

 

20231018 来るもの来ないもの

土曜日に訪ねた本屋さんから電話。余計なことをしたような気がしていたが、ちゃんと連絡をくれてほっとする。ではのちほどお届けに伺います、と伝え、午前着でお願いしていた荷物(仕事)を受け取ったら出ようと思っていたのだが、これが13時になっても届かない。しょうがないのでそのまま出て、用事を済ませて1時間ほどして戻ってきたが、まだ届かない。心配になり、送ってくれた人に問い合わせると、日時指定しなかったという。ええ…。そして結局夜になっても届かなかったのであった。不安。

 

 

20231019 ディスコミュニケーション

昨夜、届かない荷物の追跡番号を教えてほしい、とメールしたら今朝返信があり、普通郵便で送ったので追跡番号はないということ。…普通郵便で送った? すぐに手をつけたい仕事を…?? 唖然として思わず知り合いの編集者に愚痴る。それはないでしょう、と彼女も絶句していた。とはいえ、何を使ってどう送ってくれたのか、という詳細を確認していなかったのも事実。結局はすべてコミュニケーションの問題なのかもしれませんね、と言われてはっとする。

 

 

20231020 たまには、もっと

仕事で帰宅23時過ぎ。仕事の合間にコンビニ飯で夕飯はすませていたものの、お疲れ様の晩酌をしたいところだが、明日も午前中から仕事することになったし、たまにはと思い酒を抜く。もっと休肝日を増やさないとな、とは思っているのだ、一応。

 

 

20231021 早足

午前中から出向いてみっちりお仕事。21時過ぎに終わり帰途についたが、風が強くてなんだかとても寒い。昼間は上着がなくてもいいくらいだったのに。最寄り駅から家までの道は、久しぶりに凍えそうで思わず早足で歩く。

 

 

20231022 観光気分

知人のユニットのライブにゲストで参加することになり、今日は横浜で行われていた練習にお邪魔。といっても私は歌2曲だけなのであっという間に終わった。その後、参加していた3人で中華街へ。台湾料理のお店で食べて、帰りにぶらぶらして月餅など買う。中華街、観光に来たみたいでなかなか楽しい。

 

 

20231023 双眼鏡

ぽろぽろ来る仕事をしていたらあっという間に夕暮れ。カーテン越しに夕焼けの気配を感じて窓を開ける。オレンジ色に染まった空に雲が照らされて浮かんでいる。

暗くなると上弦過ぎの月が眩しく光っていた。月が沈んだら星が結構見えそうな澄んだ空。久しぶりに双眼鏡を出してきて少し月を眺める。

 

 

20231024 二度寝

明け方5時くらいに目が覚めて、そういえば空がきれいそうだったんだと思い出して窓を開ける。目の前にオリオン座やおおいぬ、こいぬの冬の大三角。うさぎ座も、おうし座のすばるやヒヤデス星団も見える。5時でもまだこんなに暗い季節になったのだなあ、としみじみ。近所でもっと星が見やすい開けた場所ないかなあ、としばし考え、ないな、と思い二度寝。

 

 

20231025 差しつ差されつ

思ったより仕事が早く終わり、知人とタイミングが合ったので軽く飲む。好きなお店の小上がりがあいていてラッキー。重い荷物を下ろして畳にゆったり座り、生ビールを干したら早速日本酒へ。春菊のおひたし、おかひじきときくらげのからし和え、新生姜とクレソンのサラダ、白子ポン酢、しめ鯖、茹で落花生、ポテトサラダ。日本酒を差しつ差されつ、半年ぶりくらいにのんびり話す。

 

 

20231026 不在

昨夜帰宅して、荷物の不在票がポストに入っていて手に取ったのは覚えている。しかし、その後どこを探しても見つからない。酔っていたので記憶はふわっとしているが、ちゃんとポストから出して部屋に持ち帰ったはずなのだ。でもいくら探しても見当たらない。幸い追跡番号を教えてもらっていたので、再配達の手続きはできたが、どこに行ったのか…と思っていたら、夜になってバッグの下に隠れているのが見つかった。これで見つからなかったら自分をだいぶ疑うところだった。

 

 

20231027 十三夜

先月の中秋は友達と過ごしたが、今日の十三夜は1人。1人だけれどつまみをちょこちょこ準備して、好きな酒屋で選んできたお酒とともに晩酌。夜になるとすっきりした空にぴかぴかの十三夜月が輝いていた。

 

 

20231028 親子飯

一昨日、久しぶりにいくらの醬油漬けを仕込んだ。今年は生筋子が安い、とネットで書いている人がいたが、確かに昨年は買う気になれないほど高かった筋子が、今年は買ってもいいかなという値段になっている。アニサキス対策で1日冷凍したあとで解凍し、同時に仕込んでいた鮭の焼漬とともに炊き立てのご飯に乗せて食せば、ああ至福の食卓。

 

 

20231029 店選び

久しぶりの人たちと飲み。店選びを任されたが、土地勘の無い場所でしかも日曜なので定休日も多くて途方に暮れる。いろいろと検索していたがわからなくなって、もうここでいいやと予約してしまってから、酷い店を予約してしまったかも、とくよくよ落ち込んでしまう。

結局どうだったかというと、まあよくある感じのチェーンの居酒屋ではあったが、別に美味しいものを食べに来たのではなくって会って話すことが主目的だったのでよかったと思おう。にしても、次回はもう少しましな店を選びたい。

 

 

20231030 ホットティー

夏の間は麦茶など水出しのお茶をたっぷり冷やしておいて飲んでいたが、ここ数日ですっかりあたたかいお茶を飲むようになった。今飲んでいるのは台湾土産にもらった中国茶。魔法瓶にお湯を入れておいて、差し湯をしてちょこちょこ飲む。

 

 

20231031 夜の公園

途中打ち合わせも挟んで一日外での仕事の日。予定の手配やら連絡やら積み重なってゆく仕事やら何やらで、そこまで忙しくはないのになんだかちょっと気持ちが疲れてしまっている。たぶん1個ずつ決めて整理してこなしていけばいいのだけれど、どんどん重なっていったり、もやっとすることがあったりすると見通しが悪くなって塞ぎがちになってしまう。

遅く帰宅して、残り物でぼんやり晩酌。ごみ捨てのついでに少し歩きに出る。初めて夜に行ってみた公園には、さすがに誰もいないようだった。吹き溜まりのような夜から、冬の星座と眩しい月を見上げる。歩いているうちに日付は11月になっていた。

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